About us

わたしたちについて

Information

「奥信濃登山道整備」設立にあたって

奥信濃の山々は、私たちの誇りであり、かけがえのない地域資源です。
しかし、登山道の荒廃や管理の担い手不足といった課題が年々深刻化しています。

私たちは、奥信濃での活動を通じてこの問題に向き合ってきました。「奥信濃100」というトレイルイベントをきっかけに、多くの登山者や地域住民とのつながりが生まれ、「この山をみんなで守りたい」という声が自然と集まってきました。

その流れを一過性に終わらせるのではなく、継続的な仕組みへと育てるため、私たちは「奥信濃登山道整備」という団体を作り、新たな一歩を踏み出しました。地域住民や登山者、奥信濃のファンと連携しながら、持続可能な登山道整備の仕組みを築くことを目的としています。

また登山道を整備修復するだけでなく、自然や文化、地域とのつながりを未来へと手渡していく活動でもあります。「奥信濃登山道整備」は地域の山を、自分ごととして守り育てる仲間を増やしながら、「100年先もおもしろい」未来を作っていきます。

奥信濃登山道整備

奥信濃とは

奥信濃は、長野県北部に広がる6つの市町村(木島平村、飯山市、中野市、山ノ内町、野沢温泉村、栄村)からなる地域です。
四季の彩りがはっきりと現れ、山や森、雪、小川といった自然と、人々の暮らしがすぐそばにあります。
スキーや温泉、登山、農業などが日常のすぐ隣にあるのが奥信濃の魅力。観光地化されすぎていないからこそ、土地の文化や人の営みが、いまも自然と共に息づいています。
豪雪地ならではの知恵や民俗行事、方言、食文化もこの地域ならではの魅力です。
そんな奥信濃の山々を舞台に、わたしたちは登山道整備というかたちで、自然との新しい関係を育んでいます。

ロゴマークについて

このロゴマークは、私たちの活動拠点である「奥信濃エリア」の山々を象徴する風景と、登山道整備に欠かせない道具である「掛けや(大槌)」と「手鍬(てぐわ)」を組み合わせてデザインしています。
交差する2本の道具は、仲間との協力や地域とのつながり、そして未来へと続く登山道を築いていく意思を表し、奥信濃の豊かな自然と私たちの活動の舞台を象徴しています。
「OKUSHINANO」の文字とともに刻まれた「ESTD. 2025」は、活動の始まりと原点を意味し、地域と山を守り、次世代へつなぐ決意を込めています。
奥信濃登山道整備

fearures

わたしたちの特徴

地域とファンでつくる、登山道の未来
地域住民とイベント等を通じて地域を応援してくださる方々との協働を大切にしています。
持続可能な運営体制
交流拠点の整備・活用を通じて関係人口を増やし、整備・運営を継続的に行います。
人材育成
生態系に配慮した近自然工法の概念をベースに、自然環境に寄り添う整備を実践し、次世代の担い手を育成します。
関わることで生まれる愛着
整備に参加した人が再びこの地を訪れ、自分たちが守っていく登山道を確認したくなる。そんな “好循環” が生まれ始めています。

Greetings

ご挨拶

登山道は、手を入れ続けなければ守れない。

こんにちは、「奥信濃登山道整備」の山田琢也です。

私はこれまで、トレイルランナーとして世界の山々を走り、「奥信濃100」の実行委員長としてこの地域の自然と向き合ってきました。

そのなかで気づいたのは、「登山道は手を入れ続けなければ守れない」という現実でした。

昨年、整備に参加したある方が「また自分の整備した登山道を見に来たくなった」と言ってくれたことが印象に残っています。関わることで、登山道に愛着が持てるようになる。その感覚こそが、山を守る原動力だと思います。

私たちの活動は、登山道を直すことだけが目的ではありません。人と山の関係をもう一度結び直し、次の世代へとつなぐことです。皆さんと共に未来をつくっていけたら嬉しいです。

代 表/山田 琢也

Activity

活 動

「奥信濃登山道整備」の主な活動内容のご紹介

登山道整備

自然の地形や環境に配慮しながら、安全な登山道を整備しています。

イベント・研修

現場での体験を通して、技術の習得や人材の育成を行っています。

交流拠点の運営

地域の人と訪れる人がつながる場所をつくり、その活用を進めています。

情報発信

活動の様子や地域の魅力を発信しています。
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